2021-06-15 第204回国会 衆議院 本会議 第34号
イエレン長官は、FRBの議長時代の二〇一六年に、経済ショックで需要が低迷した状態が長く続くことが、供給側にも恒久的な悪影響を与え、長期的な経済低迷につながる、いわゆる負の履歴効果を提唱し、それを払拭するためには、総供給を大幅に上回る総需要をつくり出して高い潜在成長率と賃金上昇を実現する、いわゆる高圧経済、ハイプレッシャーエコノミーが必要だと主張してきました。
イエレン長官は、FRBの議長時代の二〇一六年に、経済ショックで需要が低迷した状態が長く続くことが、供給側にも恒久的な悪影響を与え、長期的な経済低迷につながる、いわゆる負の履歴効果を提唱し、それを払拭するためには、総供給を大幅に上回る総需要をつくり出して高い潜在成長率と賃金上昇を実現する、いわゆる高圧経済、ハイプレッシャーエコノミーが必要だと主張してきました。
これは、実はアメリカのFRBのイエレン議長が二〇一六年にも講演で同じことを言っていまして、総需要を減少させるショックが総供給に恒久的な影響を与える、負の履歴効果と。ここにも履歴効果と出ていますが、恐らくアメリカのイエレン議長の話から取ってきているんじゃないかと思いますが。
これは社会学習といって、必ずそれは履歴効果として次の時代に残っていきます。 どういう乗り越え方で乗り越えていくのか。つまり、社会の構成員全体でもって社会的なセーフティーネットという共同事業を強めていこうという形で乗り越えるのか、そっちが重要ではないかというふうに個人的には思っております。
そのときの湿度については、先ほども申しましたように、空気中の水分量はおおむねエアマス、気塊によって決まっておりまして、保存性がございますから、変化するのは気温による変化あるいはそれの継続時間による変化、これをわれわれの方は実効湿度という形で、乾燥度の時間的な経過、いわゆる履歴効果を考慮した指数で求めておりますけれども、そういうふうな推定をするためにも気温や天気の時間的な変化をデータとして得ておく必要